2013年10月の三連休。連休はお天気もよく行楽日和!!だけど、連休が過ぎた今日15日(火)。10年に一度の大型の台風が関東に接近!?
連休は思う存分遊べたので、運がよかったのか......
みなさん、お気をつけください!!
早速ですが、駒仙の山旅レポはじまりです。
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momoは、以前からどうしても行きたかった山旅がありました。
それは、仙丈カールにある仙丈小屋に泊まって星を見る事。もちろん、山頂も踏んで百名山達成したいっていうのもあるんだけどね。
去年行こうと思ったんだけれど、小屋に電話したら1つの布団に3人で激混みでーすって言われたので断念したんだよね。

paraさんとこの三連休の山旅計画を話し合っている時に、去年断念した仙丈ヶ岳が急浮上。どうせ行くなら、甲斐駒ヶ岳も行ってしまおう!!と、いうことになり....
そしてそして、今回は小屋泊で身軽にし、2座めざすこととなったのでした。

山旅の1週間前。小屋を予約するため電話を入れました。
まずは、2013年に新改築したばかりの長衛小屋にまず電話。もう、満員で断られました。

実は、北沢峠の小屋は予約制。この連休は特にそう。もし、北沢峠に泊まる計画されてる方は絶対に予約してください!!予約しないで行くと、まさかの泊まれなくて帰るはめになりますよ~。

次は、念願の仙丈小屋に電話を入れてみました。すると、布団は1つに2人ほどだけれど大丈夫ですよ~とのお返事!!やった~。去年よりはマシだと思い、お願いする事にしました。
よーし。残るは甲斐駒を目指すためにどうしても北沢峠へ泊まらなくては.......
北沢峠のバスを降りたすぐのところにある長衛荘へ電話を........ すると、定員110人の所、200人以上の予約がすでにあってもう無理です~って断られてしまいました。
これは、甲斐駒はあきらめかな~....  凹んでいたら、北沢峠から1時間甲斐駒寄りのところに仙水荘 定員は30名の小屋があることに気付き、駄目もとで電話を入れてみました。すると、たった今、キャンセルが出たので2名だけだったらいいですよ~ということだったので、即予約することにしました!!
なんでもこの仙水荘。完全予約制らしいのです。建物は古いけれど、定員より無理に多く泊めないのでゆったりできるとの事。そして、この小屋は通年営業らしいですよ。
これで、小屋予約もばっちり~~~!!
あとは、最近の身体の中に溜まったまっくろいものを思う存分に吐き出すゾーーー!!

11日(金)夜中、バタバタと用意して伊那に向けて出発。
momo達は仕事の関係上、どうしても出発は夜中になってしまう。
東京から伊那は遠い.........
結局、駐車場の戸台口、仙流荘に到着したのは朝方4時すぎ。momoもparaさんもほぼ寝てません。
第一駐車場は満車。そこから少し行った駐車場は半分ほどしか埋まっていなかったので無事に駐車できました。

あ~~~。眠い。
バスは6時始発。用意を入れて5時に起きれば.......よし、1時間は寝れるぞ!!
........
と、思ったのもつかの間。
ウトウトしていたらバスの停留所から放送がかかり、”今日は混雑が予想されるので臨時便を出しまーす。時刻表より早く出発しまーす。”と.....

げっ。

ありがたいんですけどね~。

仕方なく、起きて荷物の用意をしてバス停へと向かいました。
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まだ、辺りは暗い。

チケットを買って、5時30分の臨時便に乗り込みました。
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北沢峠へのバスは、マイクロバス。
その小さなバスに大きな荷物を担いだ山男、山女が乗り込むんだから、人と荷物でぎゅうぎゅう。全員座れるものの、正直息苦しい......
しかも、momoたちは、マイクロバスの一番後ろの座席に座る事になってしまいました。
これが~~~~~~~........
揺れて、揺れて~~~~。
酔う♪

揺られる事、40分。北沢峠に到着。
この時点ですでに疲れてしまいました。
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バスを降りると、ひんやり。
フリースやウィンドブレーカー着込んでいる人もちらほら。
もう、秋なんだな~と感じさせられました。

北沢峠バス停すぐのところにある、長衛荘。
今日、ここに定員より2倍の人数が宿泊するのか....
おそろすぃ。
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ここの長衛荘は、スープカレーがおすすめなんだって~。スパイスを自ら調合して作っているらしいですよ。
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トイレ休憩をすませ、いよいよ山旅スタートです。
AM6:30。

実は、この日の12日は全国的に風が強く、甲斐駒の天気予報では風速20m。
無理をしないことを心に決めて出発。
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テン場のある長衛小屋までゆるい下り坂を歩いて行きます。
もう、あたりは黄色く紅葉していました。
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AM6:40。
長衛小屋に到着。
戸田の案内人、竹沢長衛さんが小屋を最初に建てた事をたたえての石碑かな。
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さすがっ!!
出来たばかりの小屋はきれい♪♪
シャワー室もあるらしいので泊まってみたいな。
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テント場はすでにこの状態。
まだ立てられるけれど、すぐに一杯になりそうな様子でした。
しかし、きれいに整備されているので快適に寝られそうですね。
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さて。
momoたちはこっち。
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まずは仙水荘を目的にすすみます。
きれいな水。小川を眺めながらすすみます。
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仙水小屋までは比較的ゆるやかな登りのはずが......
よく寝てないせいか、息があがってテンションがあがりませ~ん。

AM7:40。
そんなこんなでなんとか、本日お世話になる小屋に到着しました!!
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ここで、朝食を食べようと思っていたのですが、入り口にロープが張ってあり、”立ち入り禁止。仙水小屋は完全予約制。公衆トイレはなし”と張り紙がしてありました。
(実は、ブロ友さんから、南アの昔からの小屋、小屋番さんはクセがあるよ~って脅されてたんだよな...)
でも、よく張り紙を見ると、”予約の方はお入りください”と書いてあるので、ビビるmomoをよそに、paraさんはズカズカ入って行き、小屋のベンチでごはんを食べようと言い出しました。
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それで、ごはんをひろげようとしたその時っ!!

ガラガラ~~。

窓を開けた小屋番さんが、怖い顔でmomoたちに話かけようとする前に、momoがとっさに話だした。
"小屋を予約したものなんですけど、ここで食事していいですか?”
”あ~~~~。名前は?”

なんとか、怒られずにすんだ。

そんな小屋番さんとmomoのやり取りを興味なさそうにそそくさと座ってごはんを食べ始めるparaさん。

朝食を済ませ、甲斐駒へと歩みをはじめるmomoたちに小屋番さんが、
”今から甲斐駒?気をつけて行ってきてください。4時までには戻ってね。
今日は風が強いから、無理しないでいつでも小屋に戻ってきていいから。荷物はデポしなくていい?”

小屋番さん、顔は無愛想(ごめんなさい。)だけれど、なんか心はやさしそうな感じ。
荷物はデポせずそのまま山頂へ行くことを伝え、甲斐駒へとむかうのでありました。
仙水小屋の後ろにはテントスペースがあり、そこもすでにいっぱいのテントが張ってありました。
テン場を過ぎてしばらくすると、いきなり視界がひらけました。
露岩のうえを歩いて行きます。
ここから、とても風が強く.....  飛ばされそうでした。
しかし、このあおぞら。このそらに魅了されながら進んでいきます。
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前方には、甲斐駒の摩利支天が見えて。
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後方には仙丈ヶ岳がきれいに見えました。
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AM8:30。
甲斐駒(駒津峰)と栗沢山(アサヨ峰)との分岐に到着。
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ここからの甲斐駒、摩利支天がとっても美しく、そして勇ましく立ちはだかっていました~。あれを行くのか.......(あれ?momo、テンション低くない?)
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だって~。
ここから、駒津峰まで400mの急登なんだもん....

つづく。

ありがとうございます☆