日出ヶ岳に登り、海と大峰山の絶景を目の当たりにしたmomoとparaさん。
ありがとうございます☆
さて。
また歩きますかぁ~。
日出ヶ岳を下ると、きれいな木道が続きます。
海がとっても美しい.....
しかし。
お気づきですか?
この立ち枯れの状況を。
トウヒの白骨林。
これは、昭和34年の伊勢湾台風の影響で木々がなぎ倒されて、それらを搬出したことがきっかけで生体条件が悪化しちゃったんだって。
笹が増えるとニホンジカが増加し、するとたくさんの樹木の皮がはがされて悪循環。この木道も浸食を防ぐための物。
なんだか悲しいね。
これは昭和38年の写真。
伊勢湾台風の4年後、まだまだこんなすばらしい森だったんだ。
人間が手を加える場合はよーく考えないと生態系が変わってしまい取り返しのつかないことになっちゃうんだなぁ。
日本百名山に選んだ深田久弥は、この景色をみたらどう思うだろうか。
今、この大台ケ原をよみがえらせようと活動が行われているそうです。
今日は、天気予報ではくもりの予報だったのにこんなに晴れてきもちがいい。
深田久弥は言いました。「大台ケ原に登って雨に合わなければ、よほど精進のいい人と言われる」
木道が終わると、また笹道。
AM9:00
正木ヶ原
大台ケ原は野鳥が非常に多い!!
鳥の鳴き声を聞きながら歩きます。
これはルリビタキ君かな?
そして。
この場所にやってきました。
AM9:30
牛石ヶ原到着
おぉ~神武天皇像!!
最近、”古事記”にハマっているmomo。
初代天皇とされる神武天皇像に会いたかったのです。
神武天皇は、”神武東征”といって大和に都を構えるために大勢の軍を率いて大和へと向かいます。しかしそれは困難を極めました。
ある夜、アマテラスオオミカミが夢に現れ、八咫烏を授けられた神武天皇。
その八咫烏の案内によりこの険しい山々を越える事ができ無事に大和に出る事ができたと言われています。
そして。この場所で国見をしたと言われています。
この像自体は、昭和3年頃にできたそうですが....大変だったそうですねぇ。
これが”八咫烏”ですね!!
しかし。
八咫烏は足が3本と聞いていましたが.......
なぜか、足は2本になっている...
この牛石ヶ原でしばし休憩....
あれ?
おかしいぞ!!
さっきまで晴れていたのに曇ってきてしまった。
さすが大台ケ原。
天候がめまぐるしく変ります。
柏餅をいただきます。
昨日は男の子の日。(こどもの日)
1日遅れですが、柏餅をいただきました~♪
さぁ。
ここからのルートはいままでのゆるやかなやさしい登山道とは正反対。
荒々しい登山道になって行きます。
断崖絶壁登場!!
ここは、長年、豪雨によって削られこのような景色になったといいます。
そして。
この山旅最大の怖い?場所に足を踏み入れますよぉー。
高所恐怖症の方は......
だめでしょうねぇ。
つづく☆