5月17日(日)

この日、兼ねてから行きたかった白毛門へいよいよ行くことになりました。

なんで白毛門に行きたかったかというと...。

名前がとっても気になったから。ただそれだけ。

白毛門は、群馬県の土合駅、北側にそびえる山。
谷川岳の向かいに位置します。
”馬蹄形縦走路”としても知られている山です。

白毛門の名前の由来は、積雪期の山容からきているそうです。山頂直下にあるジジ岩、ババ岩が雪で氷門のようになり山頂付近が白髪頭のようにみえるからなんだって。
フフフ....面白い。

しかし。
そんな悠長なことは言っていられなかったのです。
白毛門は急登とは聞いてはいたけれど...。
ハンパないドM登山が待ち構えていたのであります。

さぁ。
ドM登山レポ、はじまりです。


白毛門の登山口は土合駅の後ろ側、線路を越えてすぐのところにあります。
そこに広い駐車場があります。
車は数台しか停まっていませんでした。

やはりこの辺りは谷川岳があるから、登山者のみなさんはそちらに行ってしまうのか。

イメージ 1

登山口にトイレはありません。
駐車場には水場らしきものがありましたが...。飲めるかどうかはわかりません。

AM8:00
荷物を準備して出発です。
駐車場奥へ進んでいけば登山口。
これは茂倉岳かな?
今日もいいお天気。空気も清々しくて気持ちがいい。
谷川連峰は標高はさほど高くないけれどアルプスのように山容が雄大に見えます。
イメージ 2

馬蹄形概念図が載っている..。
いつか行きたいわ~。この時はそう思いました。
イメージ 3

登山届は忘れずに。
イメージ 4

白毛門まで3.1km。
距離は短い...。しかし、高低差は約1100mもある。
イメージ 5

まず橋を渡ります~。
イメージ 6

谷川連峰は豪雪地帯。
それゆえ、水も豊富。
イメージ 7

そして。
突然こんな道。
早速はじまりましたなぁ。
イメージ 8

この一帯も新緑の季節。
とっても気持ちがいい。
そして、かわいいお花たちが出迎えてくれます。
イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

そして白毛門の特徴的なところは立派な木々が多い。
豪雪の厳しい環境に耐え抜いて立派に育っている木々たち。
イメージ 13

登山道に根っこが張り巡らされています。
イメージ 15

ずーーーーーーーーーーーーーーーーっとこんな感じ。
ひたすらの急登、急登、急登。
イメージ 14

歩き始めること40分ほど。
視界もなかったただひたすら登る登山道にようやくこの景色が目に飛び込んできました。
谷川岳だ!!
イメージ 16

イメージ 17

オキノ耳。
この写真ではわからないかもしれませんが、人がいるんです。
イメージ 18

一ノ倉岳。
イメージ 19

懐かしい谷川岳。
雪山も登ったよなぁ。

谷川岳の山容に感動するも...。
まだまだ続く急登。

これ...。
馬蹄形縦走の時、みんな荷物すごい重量を担いでここを登るのか?!
イメージ 20

イメージ 21

ここでようやく1000mかぁ。
まだ720m登らなければならぬのです。
イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

岩と根っこの登山道が続きます。

谷川岳は蛇紋岩で有名。よく滑りやすいと言われている岩。
でも、白毛門はそうではない。
こんなに近くの山なのに岩の性質が違うなんてなんか不思議。

だけど。
この急登で蛇紋岩だったら、登りづらくてしょうがないだろうなぁ。
あ~。良かった。良かった。
イメージ 25

白い花。
タムシバに出会いました。
たくさん花を咲かせていました。

先日登った荒島岳でも見た花。
そういえば荒島岳も急登.....だったなぁ。

そんなことを思いながらひたすら登ります。
イメージ 26

イメージ 27

またとても特徴ある木に出会いました。

すごい。
木の上で寝れるんじゃないかなぁ。
イメージ 28

先はまだ長いので、ちょっと一休み。
イメージ 29

下を覗くと、一ノ倉沢へ行く道が見えた!!
行ったことのある場所を別の角度から見れるってなんかいい。
イメージ 30

しかし。
あれに見えるは白毛門の山頂。
まだまだあんなに遠く。
イメージ 31

山頂にはもう人らしき姿。
イメージ 32

雪解けの水が滝になってながれている...。
まるで心の中の涙が流れているよう...。
そのくらい想像以上の登り。
イメージ 33

休憩を終えてまた標高を稼ぐと今度は雪渓歩きと岩登りが待っているのです。
イメージ 34


はぁ。
写真UPしながら、この急登のことを思い出し疲れてきちゃったmomo。
次回につづくっ。




ありがとうございます☆