さて。
雨飾山登山口にあるキャンプ場でまったり。
日が傾いてくると、あたりはガスに覆われてきました。
雨飾山の名前の由来は、山頂に祭壇を祭り雨乞い祈願をしたことが由来と言われているらしいが、今日は暑かったから、どなたかが”雨でも降って涼しくなんないかなぁ”って願ったのかな?
でも、ほんとのところ、このなんとも美しい名前の由来に関して深田久弥の日本百名山にもふれられているけれど、よくわからないらしいのです。
雨飾山....
とっても美しい名前だと思いませんか?
しかし。
この美しい名前の山が、牙をむくんですがね〜
さて。
暗くならないうちに夕飯にしようということになりました。
ほんとは五竜のテン場で作ろうとしていたご飯をいただきます。
まずは、paraさん担当、ごはんを炊きます。
グツグツ...。
おいしくなぁれ♪
ん〜♪
キャンプの時は、paraさんがごはんを作ってくれるから楽ちん♪
fufufunfunn〜〜〜♪
鼻歌を歌いながら待ちますよ。
あれ?
突然、奴が脳裏に現れた。
村男
バシッ!!
はい!!
ごはんが炊けました!!
よくできましたね〜♪♪
めんたいこを....。
海苔ものっけちゃお。
ん〜♪
やっぱり、炊きたてのごはんはうまいわ〜♪
で。
簡単に焼肉。
タレに漬け込んできたお肉を炒めるだけの簡単料理。
それを葉物に肉とチーズを巻いていただきます。
このクリームチーズがよく合うのですよ。
うまし!!
今度は味噌ダレで漬けてきた豚肉を焼きます。
焦げやすいけれど、これもまたいいのだっ。
ごはんにのっけて、味噌豚丼の完成♪
あっという間にごはんを平らげて、お片付けした後は少しお散歩。
赤く染まった雲を見ながら。
夜。
テントの中が非常に暑くて寝苦しかった....。
仕方なく、テントをフライシートを全開、メッシュにしてようやく寝たのだが.....。
8月2日(日)
AM4:00
目が覚めるともうあたりは明るくなり始めていました。
しかし....。
テントの中に大量の蚊が侵入していたのです...。
いや〜。
正直、今回のキャンプ...つらかった。
朝ごはんは昨日の残りのごはんを雑炊にしていただきます。
ごはんを食べるとパワーが出るからね。
タンパク質のたまごさんも雑炊の中へ。
肉も取らなくてはね〜♪
いただきます。
雨飾山の登山口にはきれいなトイレがあります。
水洗、紙もあります。靴の洗い場も完備。
今回フリーサイトのテン場の人はこのトイレを使用します。
AM6:00
トイレのところにあるポストに登山届けを提出。
いよいよ雨飾山へ。
飲み物はたくさん持って行ったほうが良さそうだったのでしっかりと持っていきます。
早朝だというのに、もう暑いです。
このままだと日中恐ろしい...。
まずは、木道が続いており、それをなだらかに下っていきます。
原生林の中をなだらかに進んでいくと思ったら...。
すっげ〜急登があなたたちを待っています。
しかし。
paraさん、なんだか調子がいいじゃないの?
すごい!!
登山道に張り巡らされた木々の根っこ。
ブナ林が続きます。
日差しが出ると、さらに暑さが増します。
ブナ平まで来ました。
ここで少し息を整えてまた進みます。
ブナの木。
落ち着くな〜♪
歩くこと1時間30分。
雪渓が見えてきましたよ!!
今まではず〜っと急登と樹林帯歩き。
やっとこの山の見せ場ですよぉ!!!!
この雪渓を渡ります。
こんなに暑いのにまだこんなに雪が残っているなんて...。
これって、溶けてなくなっちゃうのかな?
雪渓を渡ってる最中、ようやく雨飾山の山頂部分が見えてきました。
おぉ。
あのトンガリまで歩くんかいっ。
深田久弥の日本百名山にも紹介されていますが、この小谷温泉側、南側では確認することができないんですが、北側からみると雨飾山は猫の耳のように双耳峰になっているようです。その姿も見てみたいなぁ。
いや〜。
さすが雪渓。
冷気が出て気持ちがいいんです。
暑さに弱いparaさん。
”ここで休憩したいなぁ...。”
でも雪渓は落石もあるので危険です。
先に進みます。
で。
ここでちょっとだけ迷いそうになるのでご紹介。
この雪渓を渡ったら、右手に行くと登山道です。
沢のほうを行きそうになりますのでご注意を。
岩に赤ペンキで目印が書かれているのでそれを目標に行きましょう。
でも。
ここからがさらに急登。
そして、暑さ倍増!!
雨飾山が牙をむき始めました...。
昨日のボロボロに下山してきた登山者を思い出し...。
あぁ...こういうことかと思い知らされるのでした。
「時期だーーーー。時期が悪いーーーーーっ。」って言ってしきりに水をがぶ飲みしてたっけなぁ。
雨飾山よ...。
名前は美しい。
paraさん、明らかに失速していきます。
。。。。
やっぱりさ。
夏に登山ってやめたほうがいいよな。
ボヤくparaさん。
つづく。
ありがとうございます☆