荒菅沢の雪渓を渡ると。
暑さと勾配がさらにきつくなって、一気に疲労感が襲ってきます。

まさに牙を向いた雨飾山。

さぁ。

momo隊。

この過酷な状況を乗り越えられるか??
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この急登を行くと木々の間から、”布団菱”と言われる大岩壁が徐々に目の前に大きく立ちはだかって見えるようになります。
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木々がだんだん低くなり始めて、直射日光が身体に当たり、負担がさらに増します。
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するとここでparaさん。

「momoさん。
ここからは自分のペースで行こう。
山頂へは先に行ってくれ。
もし、山頂で1時間待っても来ない場合は下山してください。はい。


体温の高い男の人は、確かに今日のこの状況は辛いだろうなぁ...

よし!!

こうなったら、momoちゃんがんばって山頂を踏みますよ!!

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岩とハシゴが見えてきました。
ここで少し休憩がてら、ストックをしまいます。
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休憩していたら、paraさんも追いつきました。
おぉ。
頑張ってるではないですか〜♪
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あまりにもの暑さで登りに集中していたけれど、展望がよくなっていることに気がつきました。

あれは、日本百名山 高妻山。
結構ハードな山のようです。
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そして。
こちらは三百名山 焼山。
あの山、なんか魅力!!
でも、地図を見たら破線になっている...。
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さて。
momoさん、お先に行かせていただきます。
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ロープとハシゴが連続します。
ですが、まったく問題ありません。
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ゆっくり、ゆっくり慎重に行けば大丈夫。
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笹平。
ようやく稜線上に出ました。
なるほど。
山頂まではまだ40分もあるのね...。
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笹道の先のあのお山が雨飾山の山頂。

それにしてもいいお天気。

でも今日は午後から、低気圧が近づいていてお天気が崩れるから気をつけてとブロ友のゆうゆうさんに事前に教えてもらいました。
山頂は午前中にどうやら踏めそうなのでお天気持ちそうです。
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こんなに暑いのに、たくさんのお花たちが一生懸命咲いていました。
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ハチ君、頑張ってお仕事に励んでいますね〜。
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歩いてきた荒菅沢の雪渓が見えてきました。
雪渓を渡っている登山者も確認!!
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paraさんはというと、休憩しながらmomoを望遠で撮影〜。(笑
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最後の急登を行けばもう山頂。
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AM9:40
momo、山頂に到着。
雨飾山は双耳峰。
そうは言っても峰と峰の間は30メートルほどしか離れていません。
南峰に山頂標があるので、そこはparaさんと一緒に行こう。
momoは、北峰で待つことに。
北峰には石仏が並んでいます。
手を合わせて無事に登れたことのお礼と感謝を。
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山頂からは焼山の後ろにまた峰を望むことができます。
あれが火打山!!
日本百名山です。あそこも行かなくては!!
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北アルプスは...。
残念...雲の中。
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待つこと20分ほど。
paraさん、がんばって登ってきましたよ!!!
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オメデトウ!!

1時間しても来なかったら下山してくれ〜。なんて言ってたけど頑張りましたね〜。

AM10:00
雨飾山(1963m)踏破です。

これにて。

日本百名山 61座目踏破いたしました!!
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雨飾山は、夏だと非常に暑いので飲み水を余分に持っていくこと、熱中症対策を十分にしてから行く事をオススメします。午前中に登るのがオススメ。
でも、今現在、登山道までの林道が夜間通行止めになっているのでご注意を!!

雨飾山は秋がオススメですね。
しかし。
その時期は大混雑で、大渋滞がおきますが...。


そして。
雨飾山はほとんど携帯が通じません。
しかし、山頂部分は時折電波が入るようです。
山頂に到着したことをLINEでブロ友さんに報告をすると、ひらさんから、
”山頂からの登山道を見ると女性の顔が見えるよ!!ぜひよーーーく見てくださいっ”と教えてもらい...。

おぉ!!
ほんとだ!!!!
ビーナスではないですか!!!
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いや〜。
素敵ですね〜♪

山頂でゆっくりした後、ここからまた二人で話し合って、マイペースでゆっくりと下山することにしました。

さぁ。
あのビーナスへ向けてもう一度歩いて帰りますよ。
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