8月14日(金)
(雨の月山でmomoちゃんはもう雨はうんざりなんですけどぉ)
細い枝の木がトンネルのようになっています。
paraさんトラベル 次のお山は鳥海山へ。
今回は鳥海山をがっつりと堪能しようと、山頂直下の御室小屋に宿泊することに。
しかし。
前日ホテルで、スマホから鳥海山の天気予報を調べると14日も15日も天気が悪い。何時間ごとかにチェックすると回復しそうだと思えばまた悪い予報に。
天気予報がコロコロ変わるからほんとに困っちゃう。
そこで、周辺の山々の天気予報も調べて見る。
すると、14日はどこの天候も悪い。でも15日は早池峰山のほうが天気がよさそう。
「paraさ〜ん。早池峰のほうが天気よさそうだよぉ。今回は鳥海山やめて早池峰にするのも手だよぉ。」
「はや〜ちねぇ〜??
前日雨が降ってるから蛇紋岩滑るし、遠いからなぁ。とりあえず鳥海山の登山口で決める。せっかく御室小屋で泊まるんだし。」
いや。
momoはわかってる。
paraさんは雨が降ろうが鳥海山に登ろうとしてることを。
宿泊したホテル、寒河江から鳥海山までは近いようで3時間もかかるんです。
コンビニも少ないので、事前に調べたセブンのあるインターで降りて、鳥海ブルーラインを走り、鉾立へとむかいます。
鳥海山はたくさんのルートがありますが、今回は象潟口コースを行きます。
そして。
駐車場に着いたらこんな感じ。
ガッスガス〜♪
今回の夏休みはガッスガス祭りだぁ。
なんて言ってる間もなく。
暗黙の了解で登山の準備を始めるふたり。
この鉾立には、広い駐車場150台ほど停められるスペースあり。
ただし登山者は売店前の駐車場に停めないようにしましょう。
きれいなトイレもあります。
AM9:20
登山口で登山届を提出。
帰りは下山届も必要です。
”ゴミ捨てたらあかんで〜”
はい。
汚さないように歩かさせていただきます。
最初は整備されたコンクリートの階段。
ここから少し歩いたところに展望デッキがあり、その観光客のため登山道が歩きやすいようになっています。
これ実はブナの木。
ブナの木って太い幹のイメージがあるんだけれど、ここは日本海側からの風の影響もあってこんなに細い幹になっているそうです。
テレビでやってました。(笑
鉾立展望台に到着。
まぁ。
見事になんにも見えませんよ。
この展望台を通り過ぎると、石畳のような登山道が続きます。
とても歩きやすいように整備されています。
鳥海山は、信仰の山。
活火山でもある鳥海山は、古来から地元の人々に、火を吹く荒ぶる神”大物忌神オオモノイミノカミ”がいると崇められてきました。
大物忌神を鎮めるため地元の人々はこの鳥海山に登り祈りを捧げ、修験者の修行の地としても登られた山だそうです。
そのため、鳥ノ海御浜神社までの道は誰もが参拝できるようにとこのように整備されているようです。
この鳥海山、かつては女人禁制の山だったようです。
はぁ。
今の時代に産まれてほんとうによかった。
お母さん。ありがとね〜。
このルートは、森林限界をずーっと歩くルートです。
少しだけあおぞらが顔を出してくれました。
ちょっとだけでも、このあおが嬉しかったりするんです。
そしてニッコウキスゲがまだ咲いていました。
チングルマはもう綿毛。たくさんの水滴のアクセサリーをつけていました。
お花に勇気付けられたおかげで、あれだけガスでテンションが下がっていたのに、もうこうなったら登ってやるぞという気になっていました。
AM10:40
賽の河原に到着。
ここから、鳥ノ海御浜神社へと進んでいきます。
登山者によっては、ここから鳥海湖のほうへと向かうひともいるようです。
神社へ向かおうとするとまた霧が濃くなり。
やっぱりテンション下がります。
AM11:20
御浜に到着。
鳥居をくぐり神社に到着。
ここは、小屋もあるようです。
小屋の裏手で昼食をいただきます。
ハクサンフウロを見ながらね。
いや〜。
残念。
この場所はほんとは鳥海湖を見れる場所なのにまったく見えません。
今日のランチはこれ。
シーフードにRED辛口が出たそうです。
山で辛口食べると、汁を飲まなくてはならないからある意味地獄を見るんですが...。
これはさほど辛くなく汁ごと全部いただけましたよ。
なかなかうまい!!
シーフードに少し飽きたらこれだね。
よいこのみなさん。
山にラーメンの汁をこぼして帰らないでくださいね。
”ゴミ捨てたらあかんよ〜”
この御浜小屋にもトイレがあります。
で。
ごはんの後片付けをしていたら...。
とうとうきました。
雨!!
どうするの?
はい。
もちろん、行きますよ。
完全防備。
さて。
今日宿泊する御室小屋へと向かいます。
paraさんも元気そうだし。やる気満々だし。この時までは。
荒ぶる神、大物忌神はmomo隊を受け入れてくれるんでしょうかねぇ。
それでは続きは次回です。
さて。
掃除しようかなぁ☆